社債の償還

 
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【問題】

次の〔資料〕に基づき,X1年度(X1年4月1日〜X2年3月31日)の損益計算書に計上される社債償還損の金額として最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,計算の途中で千円未満の端数が生じる場合,その端数を四捨五入すること。(8点)
〔資料〕
1.X1年4月1日に額面総額30,000千円の社債を100円につき96円で発行した。
2.社債の発行条件は次のとおりである。
期間:5年
約定利子率:年2%
利払日:年2回(3月末日および9月末日。現金払い。)
3.X1年12月31日に額面総額10,000千円の社債を買入償還し,端数利息を含めて,9,750千円を現金で支払った。
4.社債の額面と発行価額との差額の会計処理は利息法による。
5.実効利子率は年2.86%である。
6.上記の取引以外に,社債の買入償還は行われなかった。
1.44千円 2.76千円 3.94千円 4.96千円 5.106千円 6.150千円

(出典:公認会計士・監査審査会HP公認会計士試験平成28年第Ⅱ回短答式試験問題財務会計論より)

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【解答】1

【解法】

<ポイント>
本問では償還する¥10,000分についてのみ取り扱えばいい
<仕訳>
X1.4.1
(借)現金預金 9,600
/(貸)社  債 9,600
(ポイント)社債(負債)計上額は、額面ではなく、実際の払込金額で計上
X1.9.30
(借)社債利息 137
/(貸)現金預金 100
/(貸)社  債  37
・・・社債利息→残債額9,600×実効利率2.86%×6/12(半年分)≒137(実効利息=社債利息計上)
このうち、額面利息分¥100を現金払い、残りは償却原価法で残債額に追加
(ポイント)利息法では、利払日に償却原価法による実効利息計算、計上
X1.12.31
(借)社  債 9,637
(借)社債利息   69
(借)社債償還損  44
/(貸)現金預金 9,750
・・・社債利息→残債額9,637×実効利率2.86%×3/12(3か月分)≒69

【合否を分けるポイント】

・約定(額面)利息は、社債額面に掛ける
・実効利率は、社債の実際の債務額に掛ける

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